世田谷区のクリニック様の床清掃の現場紹介です

50平米未満の小さなクリニック様の現場です。

しかもいくつもの部屋にわかれています。こういう現場様の場合、荷物を逃がして作業しても、一回の移動で終了できません。まず、大きなテーブルが部屋の外に出ません。(一体どうやって入れたのか?笑)だから小さな部屋の中で、移動しながらの作業です。その中でポリッシャーとウエットバキュームも作業するのですがら、本当に大変です。

もう少し大きな現場様の方がもしかしたら楽なのかもしれません。

そもそも清掃作業というのは常に、物の移動との戦いです。掃除屋なのか、引越し業者なのかどちらなのかわからなくなることもあるくらいです。

お客様としては、移動できる物はすべて移動してもらいたいと思うのは自然の考えだと思います。

しかし、業者としては一度も動かしていない物を動かして作業して一体何になるのかという気持ちもあります。だって、一度も誰もその場所を歩いていないのです。

大きなソファーなどもそうです。例えば定期の清掃でも前回の作業から今回の作業で、ソファーを一度も動かしていない場合、その下は一度も汚れていないということになります。誰も歩いていないのです。ホコリはありますのでそれは取り除きますが、その場所をもう一度動かしてポリッシャーをかけてワックスを塗ることが、生産性のある作業なのかどうか、非常に疑問に思うことがあります。

例えば大きな冷蔵庫の下などもそうです。動かしてくれというお客様気持ちもわかりますが、その下のところは、全く人が歩いていない場所でそもそも汚れていないのでは?と思ってしまうのです。

でもお客様に言われたらやはり動かします。業者ですから。

その意味で、移動の量によってお値段を変えるというのは、清掃業者にとってはいい提案ではないかと思います。広さだけではなく、物の移動も見積もりの大きな査定材料にするべきだと思います。

話は戻りますが、こちらの小さなクリニック様も広さの割にかなり時間がかかりました。下手をすると100平米のクリニック様よりも時間がかかったくらいです。そういう意味で広さだけでの見積もりというのも、もう一度見直してみようと思います。